クラミジア感染症を治す薬はある?
2017/02/01
クラミジアを治す薬がどれだけあるかご存知ですか?
「知らない!」
という方のために、クラミジアを治す薬の種類と特徴、そしておススメをお教えします!
クラミジアを治す薬一覧
クラミジアの治療には、主に抗生物質を用いるのが基本で、対策が早ければ早いほど、薬の効果も高くなります。クラミジアを治す薬には次のようなものがあります。
・クラビット
・レボフロックス
・レボクイン
・クラシッド
・クラリシッド
・クラリス
・シンクラー
・ミノマイシン
・シフロキシン
・シプロ
・ビブラマイシン
・モノドクス
・オゼックス
・トスキサシン
・トスフロキサシントシル
・ジスロマック
・アジー
ざっと挙げただけでも、これだけの薬がクラミジアの治療に用いられています。
クラミジアを治す薬の効果と副作用は?
それでは、上で挙げた薬の効果や副作用などについて解説していきましょう。
クラビット
レボフロキサシン水和物が主成分で、ニューキノロン系と言われる抗生物質です。クラミジア以外にも様々な感染症治療に用いられる薬として知られ、クラミジア治療に用いる場合は500㎎を1日1錠、250㎎の場合は1日2錠をそれぞれ7日~14日間服用します。
クラビットなどニューキノロン系の薬の特徴は、ニューキノロン系以外の薬(ペニシリン系やセフェム系)に対してアレルギーがある人でも服用が可能というところです。
副作用としては、発疹や吐き気、下痢等が報告されていますが、クラビット自体が非常に副作用の現れにくい薬としても有名なので、それほど深刻な副作用に悩まされるケースというのは稀です。クラビットのジェネリックとして、レボフロックス、レボクインといった薬もあります。
クラシッド
クラリスロマイシンという成分を主成分としたマクロライド系の薬です。クラリスロマイシンは、エリスロマイシンという成分を改良した成分で、胃酸の影響を受けすに効率的に抗菌力を得られるようになっています。そのため、ピロリ菌の除菌に用いられることもあります。ただし、クラミジアなどの細菌感染には強い効果を発揮する一方で、ウィルスに対しては効果が低いという特性もあります。クラミジア治療に用いる場合は、500㎎を1日1回14日間服用し、重度の場合は500㎎を1日2回もしくは1000㎎を1日1回服用します。
クラシッドのジェネリックとして、クラリシッド、クラリス、シンクラーなどがあります。
マクロライド系の薬は副作用が少ないと言われていますが、胃痛や下痢、めまい、だるさ、頭痛、胸の痛み、動機といった症状が現れることがあります。また、稀なケースとして蕁麻疹や大腸炎、呼吸困難、痙攣、不整脈といった副作用も報告されています。
ミノマイシン
ミノサイクリンという成分が主成分となっている抗生物質で、テトラサイクリン系の薬です。用途も幅広く、クラミジア以外にもニキビ治療などで用いられることもあります。また、ペニシリン系やセフェム系の抗生物質で効果のない症状にも有効です。特にクラミジアに対する効果が高いと言われており、実際にクラミジア治療でも代表的な薬となっています。
クラミジアの治療に用いる場合は、100㎎を1日2回、1日あたり200㎎を上限に7日間服用します。
ミノマイシンの特徴として、めまいの副作用が現れるケースが多く報告されています。また、胃部不快感やそれに伴う胃痛、吐き気、食欲不振等の副作用も比較的多く報告されています。ごく稀に、アレルギー症状やショック症状などが引き起こされることもあります。
シフロキシン
シプロフロキサシンという成分が主成分で、ニューキノロン系の薬です。クラミジアなどの性感染症のほか、子宮感染症や膀胱炎から火傷に至るまで幅広く用いられています。薬としての持続性も長く、性交前に服用することでクラミジアを予防することもできる薬です。
クラミジア治療の場合、通常、100㎎を1日1回~3回、200㎎を1日1回~2回程度を目安に服用します。
シフロキシンはアレルギー反応の出にくい薬としても知られていますが、副作用は貧血(頭痛、めまい、眠気等)、胃痛、吐き気、食欲減退などが報告されています。シフロキシンのジェネリックとして、シプロなどが知られています。
ビブラマイシン
ドキシサイクリンという成分が主成分となっており、ミノマイシンと同じテトラサイクリン系の薬です。クラミジアなどの感染症治療に用いられるほか、歯周病や脳膿瘍などの治療にも使用されます。
クラミジア治療で利用する場合は、1回100㎎を1日2回、もしくは200㎎を1日1回、それぞれ7日間服用します。
ビブラマイシンの副作用は、日光に対して過敏に反応してしまうというケースが報告されています。陽の光によって赤くなったり、水ぶくれを引き起こすことも報告されています。稀なケースとして、肝障害や皮膚障害、大腸炎、アレルギー症状やショック症状があるとされています。
ビブラマイシンのジェネリックとしては、モノドクスなどがあります。
オゼックス/トスキサシン
オゼックスとトスキサシンは、トスフロキサシンという成分が主成分となっている薬で、クラビットやシフロキシンと同じニューキノロン系の薬です。クラミジア治療のほか、幅広い感染症治療に用いられており、ハンセン病にも効果があるとされています。服用は1日2回~3回を目安に服用します。
副作用としては、めまい、眠気、頭痛、不眠、食欲減退、吐き気、腹痛などが報告されており、日光過敏症が引き起こされることもあります。
オゼックスとトスキサシンのジェネリックとして、トスフロキサシントシルがあります。
ジスロマック
アジスロマイシンを主成分とした、マクロライド系の薬です。ジスロマックは他の薬とは異なり、毎日1回以上服用する等の煩わしさがありません。ジスロマックの場合、1回飲めばそれだけでクラミジアを治癒することができる画期的な薬です。ただし、治癒までには1週間程度を要するため、その間は性交等を控える必要があります。
服用は、250㎎を4錠(1回1000㎎)服用すれば後は服用の必要がありません。つまり、1度きりの服用で大丈夫です。
副作用としては、腹痛、吐き気、下痢、発疹、痒み、脱毛、多汗症、日光過敏症などが報告されています。
ジスロマックのジェネリックとして、アジーなどがあります。
自宅で治すのにおススメの薬は?
こうしたクラミジアの治療薬は、ネットを通じて購入することもできるため、自宅に居ながらにしてクラミジアを治療することもできます。ただし、特にニューキノロン系の薬に関しては、年々耐性を示すクラミジアが増加傾向にあるため、思うような効果を得られない可能性もあります。
ここで挙げた薬の中で最も効果を期待できるのが、マクロライド系のジスロマックという薬です。クラミジアによる尿道炎や子宮頸管炎などの症状に対しても平均的に高い効果があり、その効果の高さは他の薬を圧倒します。
しかも、他の薬は最低7日間、毎日服用しなければなりませんが、ジスロマックはたった1回服用すれば大丈夫という画期性も備えていますので、自宅で治すのであればこの上なく利便性が高いというメリットもあります。
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