口唇ヘルペスに効く一番良い飲み薬は?
2017/08/08
治療には抗ウイルス薬が用いられます!
ここでは、口唇ヘルペスに有効な抗ウイルス薬について解説しています!
ヘルペスは接触による感染が多い
口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスⅠ型というウイルスによってもたらされる感染症のひとつです。単純ヘルペスウイルスは非常に感染力が強いことでも有名で、そのほとんどが接触によって感染します。
接触というのは、例えばヘルペスウイルスの付着したタオルなどから感染することもありますし、キスなど直接的な接触によって感染することも多々あります。
感染力の強いウイルスではありますが、感染してから早い段階で発症する人もいれば、何年経っても発症しない人もいます。一度発症すると、体内にヘルペスウイルスに対する免疫も作られますが、ヘルペスウイルスは神経細胞に隠れてしまうためになかなか撃退し切ることの難しいウイルスとして知られています。
これを潜伏感染と呼びますが、ヘルペスウイルスに接触してすぐに発症しない人であっても、神経細胞内には必ずヘルペスウイルスが潜伏しています。つまり、免疫はあっても何かしらの影響で免疫力が落ちたりしてしまった場合は、いつでもすぐに暴れる用意ができているといった状態なのです。
抗生物質では退治できないヘルペス!
そのため、ヘルペスウイスを通常の抗生物質で撃退するのが難しく、治療には抗ウイルス薬という飲み薬が主に用いられます。その理由は、潜伏感染にあります。飲み薬の抗生物質には、確かに細菌等を殺す作用がありますが、神経細胞に隠れてしまっているヘルペスウイルスまで殺すことができません。
従って、活発に活動して暴れまわっている時に、抗ウイルス薬を用いて増殖を抑え込むしか有効な方法がありません。これだけ進んだ現代医学でも、完全にヘルペスウイルスを全滅させてしまうことは困難なのです。
ヘルペスを治すには塗り薬ではなく飲み薬!
口唇ヘルペスの飲み薬は、ドラッグストアなどでも市販されてはいますが、現状では塗り薬のみしか販売されていません。本当に症状が軽いケースであればそうした塗り薬でもある程度の効果は見込めますが、飲み薬や点滴などと比較すると、やはり思うような効果を得ることはできません。
そうなると、やはり飲み薬を服用した方が相応の効果も見込めるということになります。塗り薬は塗布した周辺の組織でしか効果を得られませんが、飲み薬の場合は神経細胞に隠れているヘルペスウイルスの活動を抑制する効果があるため、より高い効能を見込めます。
口唇ヘルペスに効く抗ウイルス薬!それぞれの特徴と服用方法は?
ポピュラーな飲み薬「ゾビラックス」
そんな口唇ヘルペス対策の飲み薬として最もポピュラーなのがゾビラックスという抗ウイルス薬です。単純ヘルペスウイルスほか、水痘や帯状疱疹などにも用いられる代表的な抗ウイルス薬となっています。
アシクロビルという成分が主成分で、ヘルペスウイルスの増殖を抑制してくれるほか、死滅させることもできる効果的な飲み薬です。特に、感染後間もない時期であれば悪化する前に効果的に作用してくれます。
服用は、1日5回が基本となっています。通常の風邪薬のように、朝・昼・晩といったサイクルではないのが特徴です。効果的な作用を得るために、短い間隔で服用するのが原則となります。ゾビラックスの場合、朝・昼・15時・夕方・就寝前というサイクルでの服用が望ましく、概ね4時間間隔での摂取が推奨されています。
ゾビラックスの副作用
基本的には、重い副作用は滅多に出ませんが、痙攣や意識低下などの精神神経症状、急性肝不全、間接性肺炎、アナフィラキシーショックなどを引き起こす可能性があるとされています。それも非常に稀なケースとなり、主な副作用としては、頭痛・めまい・吐き気・下痢・眠気・痒み・発疹等の症状が見られます。特に、持病のある方やアレルギー持ちの方、妊娠されている方などは、使用前に必ず医師へ相談しましょう。
第二世代の飲み薬「バルトレックス」がヘルペスに効く!
そのゾビラックスを改良した抗ウイルス薬がバルトレックスと飲み薬です。第二世代の抗ウイルス薬ともいわれ、こちらの主成分はバラシクロビルという成分が主成分です。大きな特長としては体内への吸収効率がアップしているところです。
そのため、1日の服用回数もゾビラックスより少ない1日2回となっています。この1日2回というのはひとつの目安で、症状によって1回でOKという場合もあれば、3回服用する場合もあります。
バルトレックスの副作用
バルトレックスの副作用としては、基本的にはゾビラックスとほぼ同じですが、ゾビラックスよりも副作用は少ないと言われています。ごく稀に発症し得る重篤な副作用としては、アナフィラキシーショック、急性腎不全、重度の肝障害による血圧低下や痒み、発疹のほか、黄疸によって肌や白目部分が黄色くなるといった症状があります。
バルトレックスもゾビラックスと同様に、アレルギー持ちや持病持ちの方、妊婦などは事前に医師への相談が不可欠です。
また、ゾビラックスのジェネリックとしてアシビル、バルトレックスのジェネリックとして、バルシビルやバルクロブといった抗ウイルス薬もあります。
アシビルは、200mg、400mg、800mgという3タイプがあり、基本的には1日800mgを目安に5日~10日間服用します。再発した際には、1回400mgを1日2回、3日間ほど服用するのが基本です。
バルシビルとバルクロブの服用は、基本的にバルトレックスに準じます。また、副作用も、アシビル・バルシビル・バルクロブそれぞれ、頭痛やめまい、発疹、吐き気、下痢などが報告されています。
おすすめの飲み薬はバルトレックス!
以上、代表的な飲み薬を紹介しましたが、口唇ヘルペスの治療に用いられる抗ウイルス薬の中でおススメなのがバルトレックスです。ジェネリックを除き、口唇ヘルペスに有効な抗ウイルス薬というと、ゾビラックスとバルトレックスが2強ということになりますが、高い効果を得られるという点では、ゾビラックスの改良版であるバルトレックスの方が効果的な飲み薬でしょう!
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