ジェニー(中用量ピル)の副作用は?服用で気を付けたいこと
2018/05/30
ジェニーは、ノルゲストレル・エチニルエストラジオール配合の中用量ピルです。代表的な中用量ピルであるプラノバールと同じ成分が、同じ用量配合されています。
女性ホルモンのバランスを整えてくれるジェニーは、月経異常や不妊症の治療、あるいは避妊を目的に使用されます。様々な治療で服用するジェニーですが、一番気になるのはやはり副作用です。ここでは、ジェニーの副作用および服用するときの注意点についてまとめました。
低用量ピルと中用量ピルの違いとは?
ピルにはいくつかの種類がありますが、一般的によく使用されるのは低用量ピルです。避妊を目的にピルを服用するときには、ほとんどの場合は低用量ピルが処方されます。そのため、「中用量ピルとは?」と思う人もいるかもしれません。
ピルには大きく分けて低用量ピル、中用量ピル、高用量ピルの3種類があります。これらの違いは、卵胞ホルモン(女性ホルモンの一種)の含有量です。この中でもっとも卵胞ホルモンの含有量が少ないものが低用量ピル、もっとも多いものが高用量ピル、その中間が中用量ピルです。
低用量ピルが主流となっている理由は、もっとも卵胞ホルモンの含有量が少なく安全に使用できるためです。中用量ピルで避妊することもできますが、低用量ピルと比べると確実な効果が期待できる一方で、副作用が発現する可能性も高くなるので注意が必要です。
ジェニー(中用量ピル)の正しい服用方法
ジェニーは避妊や月経周期変更のために使用されるほか、月経周期異常、無月経、月経困難症、機能性不妊症、更年期障害などの治療目的でも使用されます。そして、ジェニーの服用方法は目的によって異なります。
避妊目的で服用する場合は、月経開始5日後から1日1錠を21日間服用し、22日目から28日目までは飲み忘れ防止のためにプラセボ(有効成分を含まない薬)を服用します。それに対して月経周期異常、無月経、月経困難症、機能性不妊症、更年期障害の治療目的で服用する場合は、通常1日1錠を服用します。
ジェニー(中用量ピル)の副作用
中用量ピルを服用するときには、副作用や危険性についてよく理解しておく必要があります。ここでは、ジェニーのよくある副作用および重大な副作用についてご説明します。
よくある副作用
ジェニーの副作用としては、吐き気や頭痛、乳房の張り、乳房痛、点状出血、不正出血などが挙げられます。そして、この中でもっとも発現頻度が高いといわれている副作用が吐き気です。ジェニーの服用によって吐き気を催すのは、人工的に女性ホルモンを体内に入れることによってホルモンバランスが崩れてしまうためだと考えられています。
吐き気の副作用が出やすいのはジェニーの服用開始後すぐで、服用を続けるにつれて症状はおさまっていきます。とはいえ、日常生活に支障をきたすほど吐き気がある場合は問題です。症状が強い場合は、遠慮なく病院に行って医師に診てもらうようにしてください。
重大な副作用
ジェニーの副作用でもっとも注意したいのが、血栓症です。血栓症とは、血管内で血が固まって血流を閉塞させてしまっている病態のことです。ジェニーには血を固まりやすく性質があるため、血栓症には十分に気を付ける必要があります。
血栓症の症状としては、激しい頭痛やめまい、足の痛み、はれ、しびれ、胸の痛み、息切れ、四肢の脱力、麻痺、急性視力障害などが挙げられます。血栓症かもしれないと思ったらすぐに服用を中止し、すぐに病院で診察を受けるようにしましょう。
なお、タバコを吸う人はジェニーによって血栓症になるリスクがさらに上がります。ジェニーの服用を続けながら喫煙するのは非常に危険なので、服薬中だけでも禁煙するようにしてください。
ジェニー(中用量ピル)を服用するときの注意点
前述したように、中用量ピルであるジェニーは低用量ピルより副作用リスクが高いといえます。高血圧や心臓病、肝臓病、腎臓病などの持病を抱えている場合は、必ずその旨を医師に伝えるようにしてください。また、ジェニー服用中に手術をするときには血栓症に配慮する必要があります。
できればジェニー服用中は手術を受けないのがベストですが、どうしても手術しなければいけないときには必ず医師に相談するようにしましょう。
なお、ジェニーは正しく服用しないことによって副作用が出ることもあります。例えば、不正出血の副作用は飲み忘れによって起こることがあります。きちんと決められたタイミングで飲み続けるようにしてください。
医師の指示に従って服用すること
ジェニーに限らず、ホルモンバランスを変えるホルモン剤は身体に大きな影響を及ぼします。そのため、自己判断で服用したり服用中止したりするのは大変危険です。後から副作用に悩まされないためにも、必ず医師の診察を受けて指示に従って服用するようにしてください。
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