ビタミンの種類とそれぞれの効果について
2016/08/16
【ビタミンの種類よ効果】
ビタミンは、熱やエネルギーにはなりませんが、吸収された栄養素の効率を高めたり、体調を整えるのに大切な栄養素です。多くのビタミンは、体内で合成されないので、外部から食品として体内に取り入れなければいけません。 |
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■水溶性のビタミン | |
B1 働き・・・糖質の吸収を助ける。 欠乏症・・・脚気・食欲不振・不眠 含まれる食品・・胚芽・豚肉・豆類・きのこ類・うなぎ |
C 働き・・・病原菌への抵抗力 欠乏症・・・・・壊血病・骨折しやすくなる 含まれる食品・・野菜・かんきつ類・いも |
B2 働き・・・発育やホルモンの調整 欠乏症・・・口角炎・発育不全神経炎 含まれる食品・・牛乳・卵・肝臓・緑黄色野菜 |
ナイアシン 働き・・・エネルギー代謝を助ける。必須アミノ酸トリプトファンから体内で合成 欠乏症・・・ペラグラ(手足の甲に紅班が出て、舌、腸に炎症) 含まれる食品・・肝臓・肉類・きのこ・魚類) |
B6 働き・・・タンパク質の消化・吸収を助ける 欠乏症・・・皮膚炎・発育制御・貧血 含まれる食品・・殻類・牛乳・肉類 |
P 働き・・・血管の抵抗力 欠乏症・・・出血しやすくなる・高血圧 含まれる食品・・みかん・レモン・そば |
B12 働き・・・発育の促進・貧血予防 欠乏症・・・悪性貧血 含まれる食品・・肝臓・のり・魚介類・卵 |
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■脂溶性のビタミン | |
A 働き・・・カロチンが体内でビタミンAに変わる。新陳代謝の促進・皮膚・粘膜の強化。視力の増加 欠乏症・・・夜盲症・発育不全・皮膚の乾燥 含まれる食品・・緑黄色野菜・肝臓・バター・卵 |
D 働き・・・カルシウム・りんとともに、歯・骨を形成日光により体内で合成される 欠乏症・・・くる病・歯や骨の発育不全 含まれる食品・・肝臓・卵黄・牛乳・干しいたけ |
E 働き・・・脂肪の酸化を防ぐ 欠乏症・・・胎児の発育不良・不妊 含まれる食品・・胚芽・ごま・大豆・とうもろこし油 |
K 働き・・・血液の凝固作用・成人は体内で合成されるが、新生児にはない 欠乏症・・・出血しやすい・新生児メレナ 含まれる食品・・・キャベツ・ほうれん草・肝臓 |
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