エボラ熱 治療薬『アビガン錠』が注目
富士フィルムが開発したエボラ熱 治療薬『アビガン錠』について
今般の世界において注目を集めているのが、エボラ出血熱であります。
その威力については、恐ろしいということができます。
既に世界中で多数の死者が出ており、その怖さを証明しています。
元々は、発展途上国といわれるアフリカからはじまり、最近では、アメリカにおいても、その患者が出ており、もはや、先進国でも猛威をふるいはじめています。
当然この動きには、各国首脳たちも念頭においており、関連省庁に対して、喫緊の課題として指示をしているとされています。
世界保健機構もこのただならぬ状況に危機感を持って対応しているとされています。
先般の世界保健機構の見通しでは、今後も予断を許さない状況が続くとして世界に対して緊張感を持ってこの事態に取り組むように促していました。
そもそもこのエボラ出血熱のそのウイルスとは、インフルエンザのウイルスとその形状が似ているとして注目を集めていました。
しかしながら、今般の、エボラ出血熱には、世界中のどこにも、それに見合った薬がなく、対策が急がれていました。
先般に発症したアフリカ諸国においても、当初の見通しの甘さや、対応の悪さによって被害が拡大するといった事態になってしまいました。
アメリカにおいては、看護にあたった医療従事者への罹患が確認されました。
これは、身につける衣服や防護服の装着や脱着の仕方に問題があったとされています。
今般の医療従事者への罹患を受け、アメリカの看護師などでつくる団体は、訓練を十分にさせなかった国に責任があるとして抗議行動を起こすまでに至っています。
そんな中で、日本の上場企業である、富士フィルムが開発した、ファビピラビルという薬が、脚光を浴びています。
ファビピラビルとは、アビガン錠とも呼ばれるものであり、元々は、インフルエンザの薬として開発したものであります。
アビガン錠については、正式な認可を受けた薬ではないものの、罹患した人の命を救うという観点から、今回の使用に至ったものとされています。
日本においては、今のところ、感染者はいないとされていますが、決して対岸の火事ではないといえます。
既に先進国のアメリカにおいて、罹患が確認されていることに対して、厚生労働省をはじめ、関連省庁は危機感を強めています。
また、今般のエボラ出血熱患者を助けることに貢献をしたとされる富士フィルムの株価の値は大きな上昇を見せています。
世界中を助けた企業といっても過言ではないといえます。
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