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旅行前の生理をコントロール!ピルの使い方と買い方まとめ

      2018/10/01

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楽しみにしていた旅行に生理日が重なると、がっかりしてしまいますよね。頭痛や腹痛などの症状があると、どこへ行っても思いきりはしゃぐことができません。特に、海やプール、温泉などを計画していた場合は一大事で、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。
 
しかし、ピルで生理の日をコントロールできればそんな心配は無用です。ここでは、旅行でのピルの使い方とピルの入手方法についてご紹介します。

 

生理の日をコントロールできるピル

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ピルというと、避妊に使うというイメージを持っている人が多いと思います。しかしピルの使い方はそれだけではなく、生理日を移動させるために使うこともできます。旅行や結婚式、スポーツの試合のときに生理が重なりそうなときは、ピルを服用することで安心して当日を迎えられます。

ピルは旅行のときの強い味方

旅行をするとき、ピルは強い味方になってくれます。ここでは、旅行をするときのピルの使い方を3つご紹介します。

ピルの使い方①生理の日を早める

生理予定日よりも生理の日を早めたい場合は、生理が始まってから5日以内にピルの服用を開始し、2週間飲み続けます。すると、その後2~5日で普段よりも少ない量の生理がきます。
 
この方法のメリットは、生理を避けたい日にピルを飲む必要がないというところ。旅行中はいつもと生活リズムが違うためついピルを飲み忘れてしまいがちですが、この方法であればその心配はありません。
 
ただし、きちんと効果を得るためにはそのぶん早く飲み始めなければいけません。旅行直前にピルを手に入れても間に合わないので、その点はよく心得ておきましょう。

ピルの使い方②生理の日を遅らせる

旅行中にピルを飲む手間を省けるということを考えると、理想は生理の日を早めることかもしれません。しかし、旅行の日が近づいていて生理の日を早めるには間に合わない…という場合もあると思います。そのようなときは、生理日を遅らせることで旅行中の生理を回避しましょう。
 
生理の日を遅らせるときには、生理予定日の5日ほど前からピルを飲み始めましょう。毎日飲み続けていれば、その間は生理がくることはありません。そして、旅行後にピルの服用を中止すると2~3日後に生理がきます。
 
なお、この方法で移動させられる生理日は長くても10日ほどです。長期の旅行で10日ずらすだけでは足りないという場合は、早めに産婦人科を受診して相談することをおすすめします。

ピルの使い方③避妊する

もちろん、ピルは旅行中に避妊する目的でも使用できます。夫婦や恋人同士の旅行では、何も心配せずにロマンティックな時間を楽しみたいもの。普段はコンドームを使っている人も、ピルで避妊をすることでより快適に旅行を満喫できます。
 
なお、ピルを飲んで避妊効果が得られるのは飲み始めから7日目以降です。飲み始めてすぐに避妊効果が出るわけではないので注意しましょう。避妊に失敗して旅行を嫌な思い出にしないためにも、ピルで避妊をする場合は早めに準備を始めるようにしてください。

 

カレンダーシールやアプリを活用しよう

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普段からピルを飲んでいない人は、「毎日きちんと飲めるだろうか?」「うっかり飲み忘れたらどうしよう」などと心配になってしまうかもしれません。確かに、ピルの服用が習慣として身についていないとつい飲み忘れてしまいがち。気付いたときには、もう手遅れになっているかもしれません。
しかし、ピルの飲み忘れを防ぐためのツールはたくさんあります。

カレンダーシール

まず、ピルに付属されているカレンダーシールです。曜日が印刷されているシールをピルのシートに貼りつけることで、その日にピルを服用したかしていないかが一目で分かるようになります。カレンダーシールを貼らなくても大丈夫という人もいるかもしれませんが、念のため貼っておくと安心です。

服薬サポートアプリ

ピルは、毎日同じ時間に1錠ずつ飲み続けることで初めて効果が発揮されるもの。服薬サポートアプリは、服用時間をアラームで知らせることで飲み忘れを防止してくれます。「カレンダーシールだけでは不安」という人は、ぜひ服薬サポートアプリをダウンロードして使ってみてください。

 

ピルって誰でも買えるの?

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ピルで避妊をするにあたってまず知らなければいけないのが、「ピルはどこで買えるのか」「ピルは誰が買えるのか」ということです。また、それぞれの購入方法における注意点についても把握する必要があります。

買えない場所

避妊方法として最もポピュラーなコンドームは、コンビニエンスストアやドラッグストアなどで気軽に購入できます。しかし、残念ながらピルはドラッグストアでは市販されていません。なぜなら、ピルは購入のために医師の処方せんが必要な「処方せん医薬品」だからです。
 
ピルは避妊目的で使用されることが多いため、「強い薬」というイメージを持っている人は少ないかもしれません。しかしピルには女性ホルモンが含まれており、ホルモンバランスに大きな影響を与えます。
 
そのため、ドラッグストアで市販されている薬に比べて副作用が出るリスクが高く、一般人が自己判断で服用すると危険が伴います。このような理由から、ピルをドラッグストアなどで購入できません。

買える場所

ピルは、医師の診察を受けて処方せんをもらって初めて購入できます。ピルを買いたいのであれば、まずは医療機関を受診しましょう。
ピルは避妊目的以外に病気の治療にも用いられるため、内科や皮膚科、精神科、小児科など様々な科で取り扱われています。しかし、避妊が目的なのであれば産婦人科、あるいはレディースクリニックを受診するといいでしょう。
 
なお、避妊のためにピルを買う場合は保険は適応されません。そのため、受診する医療機関によって値段が異なります。平均的なピルの値段は、28日分を1シートとして2000~3000円ほど。また、ピルそのものの値段にプラスして受診料もかかります。近所にピルの取り扱いがある医療機関が複数ある場合は、あらかじめ問い合わせて値段を確認しておくといいでしょう。
 
また、ピルは個人輸入することも可能です。基本的には医師の処方せんが必要なピルですが、それは日本国内に限った話。海外製のピルでもよいのであれば、ネットで気軽に注文できます。
「ピルは高い」というイメージを持っている人は多いと思いますが、個人輸入であれば医療機関で買うよりもずっと安く購入できます。目安としては、28日分を1シートとして1000~1500円ほど。さらに、受診料や交通費なども必要ありません。
 
ピルは長期的に服用することが多いので、節約したい人にとってはありがたいのではないでしょうか。
ただし、ピルに副作用のリスクがあるという点については変わりありません。自分の身体を守るためにも、きちんと服用方法を確認して正しく飲むようにしてください。

ピルの買い方①未成年者の場合

原則として、未成年がピルを購入するときに親の許可が必要ということはありません。しかし、医師によっては親の同意を求める場合もあります。初めから保護者の承諾書が必要だとしている医療機関もあります。これは、ピルを購入する動機に問題があったり、後からトラブルが起きることを避けるためだといえるでしょう。
 
また、ピルの個人輸入をする場合は保護者の同意が必要である場合がほとんどです。代行業者によっては、初めから未成年の利用を受け付けていないところもあります。未成年がピルを購入したい場合は、まずは親に相談することが大事だといえるでしょう。

ピルの買い方②成年者の場合

成年者の場合、ピルの買い方は「医療機関で購入する」または「個人輸入する」の2択になります。どちらにもメリットとデメリットがありますが、初めてピルを使用する場合は医療機関を受診した方がいいでしょう。
 
なぜなら、過去にかかった病気や体質よってはピルを服用できない場合もあるからです。まずは、ピルを服用できる身体なのかどうかをチェックしてもらってください。

ピルの買い方③男性の場合

パートナーの代わりにピルを購入したい、という男性もいるかもしれません。しかし、残念ながら医療機関で処方せんを出してもらえるのは本人のみです。1人でピルをもらいに行くと性犯罪を疑われてしまうケースもあるので、必ず本人に受診するように伝えてください。
 
また、これは緊急避妊薬が必要な場合も同様です。つい焦って医療機関まで足を運んでしまいがちですが、必ずパートナーと一緒に医療機関に行くようにしましょう。

 

ピルを上手に使って旅行を楽しもう

可能であれば、生理日と重ならないように旅行日を設定するのが一番かもしれません。しかし、自分だけの都合で旅行の日程を決められない場合も多々ありますよね。また、本来であれば生理日と旅行日が重ならない場合でも、旅行で環境が変わることによって生理になってしまうこともあります。旅行中に煩わしい思いをするのを避けたいのであれば、ピルを使って生理日をコントロールするのが一番確実だといえるでしょう。
 
ここでご紹介したようにピルは医療機関で購入することができ、また個人輸入も可能です。
ピルを使ったことがない人は不安を感じるかもしれませんが、生理日を調整するためにピルを使っている人は少なくありません。また、毎日忘れずに服用できるようにサポートするツールもあります。多くの人にとって、旅行は特別なイベント。最大限に楽しむためにも、ぜひピルの使用を検討してみてくださいね。

 - 婦人・女性の悩み


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