プロペシアのジェネリック医薬品の中で一番のおすすめは?
プロペシアは男性型脱毛症(AGA)の改善に有効な医薬品で、病院でもしばしば処方されています。しかし、プロペシアの難点は価格が高いということ。「もっと安く買えるとありがたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。
ここでは、プロペシアよりも安く購入できるプロペシアのジェネリック医薬品についてまとめました。
ジェネリック医薬品とは?
ジェネリック医薬品とは、最初に開発された薬(先発品)の特許が切れた後に販売される、先発品と同じ有効成分を含有した医薬品のことです。使用する添加物や薬の形状などは違うことがありますが、先発品と同じ有効性と安全性が認められているので安心して服用できます。
そして、ジェネリック医薬品の最大の特徴は「先発品と比べて薬価が安い」ということです。先発品と同じ有効成分を使用しているため開発にかかる費用を抑えられ、結果として安価での販売が可能となるのです。そのため、厚生労働省は医療費削減の目的でジェネリック医薬品の使用を推奨しています。
医師が先発品を処方していても、処方せんの「変更不可」の欄にチェックがついていなければジェネリック医薬品に変更できます。最近では、薬剤師がジェネリック医薬品への変更を推奨することも多いようです。
プロペシアのジェネリック医薬品
現在では、多くの会社がプロペシアのジェネリック医薬品を販売しています。ここでは、それぞれのジェネリック医薬品の価格や特徴をご紹介します。
フィナステリド錠「サワイ」
沢井製薬は、ジェネリック医薬品を専門として医薬品の開発を行っている製薬会社です。同業の製薬会社の中では、最大手となっています。
フィナステリド錠「サワイ」は剤形や色調に至るまで先発品のプロペシアとほとんど同じで、使用されている添加物もほぼ同様です。価格は1カ月分で4000~4600円ほどです。
フィナステリド錠「ファイザー」
ファイザーは、世界的に有名なニューヨークに本社を置く製薬会社です。そして、プロペシアのジェネリック医薬品として日本で初めて認可が下りた薬が、ファイザーが開発したフィナステリド錠「ファイザー」です。
使用されている添加物はプロペシアとは半分以上異なるものの、生物学的同等性試験ではプロペシアと同等の効果が認められています。また、規格違いによる取り違えを防ぐためにパッケージに独自の工夫が施されています。価格は1カ月分で4400~5400円ほどです。
フィナステリド錠「トーワ」
東和薬品は、沢井製薬と同様にジェネリック医薬品の製造開発を行っている製薬会社です。先発品よりも飲みやすく扱いやすい薬を開発するために、製剤工夫を特に重視しています。
フィナステリド錠「トーワ」の特徴は、ボトルタイプのものが販売されているという点です。プロペシアのジェネリック医薬品は数多く販売されていますが、ボトルタイプがあるのはフィナステリド錠「トーワ」のみです。価格は1カ月分で4000~4600円ほどです。
フィナステリド錠「クラシエ」
クラシエホールディングスは、東京都港区に本社を置く会社です。日用品や食品を扱う一方で、医薬品の製造開発も行っています。
フィナステリド錠「クラシエ」はプロペシアとは違う添加物を多数使用しており、無水乳糖やクロスカルメロースナトリウム、マクロゴール6000などが含まれています。また、プロペシアよりもやや軽めの錠剤になっています。価格は1カ月分で4500~5100円ほどです。
フィンペシア、エフペシア、フィナロはジェネリック医薬品?
上でご紹介したジェネリック医薬品の他にも、プロペシアに類似した医薬品としてフィンペシアやエフペシア、フィナロなどがあります。しかし、厳密にいうとこれらの薬はジェネリック医薬品ではありません。なぜなら、プロペシアの特許が切れる前から販売されているからです。
本来であれば、先発品の特許が切れるまでは先発品と同じ有効成分を用いた医薬品の開発はできません。しかし、フィンペシア、エフペシア、フィナロが開発されたインドでは少々事情が異なります。
インドの法律では、製法さえ異なれば他社の商品と同じ成分を使って医薬品を開発することができます。そのため、プロペシアの国際特許が切れる前からシプラ社はフィンペシアやエフペシアを、インタス社はフィナロを販売できたのです。
このような理由から、フィンペシアやエフペシア、フィナロはプロペシアのコピー商品だとされています。しかし、同じ有効成分を使っているという点でいえばジェネリック医薬品と何ら変わりはないといえるでしょう。
フィンペシアとエフペシアの違い
フィンペシアとエフペシアは、ともにインドのシプラ社が開発した薬です。では、この両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
この2つの医薬品のうち先に販売が開始されたのはフィンペシアで、日本でも多くの人がフィンペシアを使用していました。しかし、その後ネット上で「フィンペシアは危険」という噂が流れるようになりました。これは、フィンペシアに使われている添加物「キノリンイエロー」が原因です。
キノリンイエローは、タール色素の一種です。タール色素といってもその種類は多岐にわたり、キノリンイエローに発癌性はないとされています。しかし世間では「タール色素は発癌性がある」という認識が蔓延しているため、キノリンイエローを使っているフィンペシアは有毒だと考えられるようになってしまったのです。
この問題を解決するためにシプラ社が新しく開発した薬が、キノリンイエロー不使用のエフペシアでした。これによって、発癌性を心配する人々も安心してエフペシアを購入できるようになりました。しかしその後はフィンペシアもキノリンイエロー不使用で製造されるようになったため、「全く同じ薬が2種類ある」という不可思議な状況が出来上がってしまったのです。
そのためシプラ社は、薬を一種類にする目的でエフペシアの製造を中止しました。現在出回っているエフペシアは、製造中止以前に製造されたもののみとなっています。
迷ったらフィンペシアがおすすめ
このように、プロペシアと同じ効果が期待でき、かつ安く購入できる医薬品はたくさんあります。それぞれの薬に特徴がありますが、安さを一番に考えるのであればネットでの個人輸入が可能な薬がおすすめです。
プロペシアおよび国内メーカーが販売しているプロペシアのジェネリック医薬品は個人輸入はできず、病院で診察を受けて医師に処方せんをもらう必要があります。しかし、病院へ行くと診察料や服薬指導料、往復の交通費などがかかってしまいます。そのため、結果として予想以上に出費がかさみます。
このような理由から、お金を節約したい人の多くは医薬品を個人輸入しています。そして、これまでご紹介した医薬品の中で個人輸入できるものとしてはフィナステリド錠「ファイザー」、フィンペシア、エフペシア、フィナロの4種類があります。このうち、エフペシアはすでに製造が中止されている医薬品です。またアメリカで製造されているフィナステリド錠「ファイザー」は、新しい薬のためか取り扱いが少ないのが現状です。フィナロはまだ知名度が低く、服用するには心もとないといえるでしょう。
その点、フィンペシアなら多くの個人輸入代行業者が取り扱っており、かつ十分な実績があります。「どの薬にしようかな?」と迷ったときには、まずフィンペシアを試してみてはいかがでしょうか。
個人輸入をするときの注意点
前述したように、フィンペシアは個人輸入で取り寄せることができます。フィンペシアなどの男性型脱毛症(AGA)治療薬は病院で処方してもらっても保険適応にならないため、個人輸入で安く購入できるのは大きなメリットだといえるでしょう。また、Amazonや楽天でネットショッピングをするときとほぼ同じ要領で医薬品を購入できることも個人輸入のポイントです。
しかし、医薬品の個人輸入はメリットばかりではありません。ここでは、個人輸入をするときに注意するべき点についてみていきましょう。
正しい医薬品が選べない
薄毛の原因は人によって様々ですが、プロペシアやフィンペシアで治せるのは男性型脱毛症(AGA)のみです。薄毛の原因が他にあるにもかかわらず男性型脱毛症(AGA)だと思い込んでプロペシアやフィンペシアを服用してしまうと、効果がないどころか副作用だけを被ってしまう恐れがあります。
適切な指導が受けられない
医薬品を個人輸入するときには、薬剤師による服薬指導が受けられません。そのため、服用方法や副作用を勘違いしてしまう恐れがあります。個人輸入した医薬品を服用するときには、副作用などについてより入念に確認するようにしましょう。
医薬品副作用被害救済制度が適用されない
通常は、処方された医薬品によって大きな副作用被害が出た場合、医薬品副作用被害救済制度が適用されます。しかし、個人輸入した医薬品を飲んで副作用が出てもこの制度は適用されないため、治療費などはすべて自分で賄わなければいけません。
偽物の医薬品が届くことがある
「ネットで医薬品を注文したら偽物が届いた」というケースは、珍しくありません。実際に、これによって健康被害を被った人もいます。効果のある正規の医薬品を手に入れるためには、信頼できる個人輸入代行業者を選ぶことが大切です。
すべてが自己責任
自ら個人輸入した医薬品を服用する場合、何が起きても自己責任です。そのことをよく理解したうえで、個人輸入を利用するようにしてください。
不安なときはクリニックで相談を
プロペシアは決して副作用が少ない薬ではなく、それはプロペシアのジェネリック医薬品やフィンペシアでも同じことです。服用を開始するときには、まずは副作用についてよく確認しておくといいでしょう。薬について正しく理解していれば、それだけリスクも低減されます。
それでも不安な場合は、遠慮せずにプロペシアやフィンペシアを取り扱っているクリニックで相談してみてください。安全にも十分に気を付けながら薄毛対策を続けていってくださいね。
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