クラミジアを予防するために薬を使うのはあり?なし?
クラミジアの治療薬でクラミジアの予防ができるのでしょうか?
抗生物質でクラミジアを予防することができる?
安易に服用してはダメな薬
クラミジアは、性交渉で最も感染率が高い感染症です。クラミジアに感染する前に予防が必要ですが、クラミジア治療に有効なジスロマックを、クラミジアの感染前に服用しておけば予防できるのでは?と、安易に考えるのは危険です。
ジスロマックは1回服用すれば、1週間ほど薬の効果が続きます。理論上、性交渉の前にジスロマックを服用すれば、クラミジアの感染を予防できます。
ではなぜ、クラミジアの予防に薬を使用できないのでしょうか。
クラミジアに有効な、薬の主な主成分が抗生物質だからです。
体内には、クラミジアに感染しなくても、無数の常在菌がたくさん存在しています。体内の常在菌は、悪玉菌と善玉菌がバランスを保って健康を維持しています。抗生物質を服用すると、クラミジア以外の菌も攻撃して、抗生物質に耐性を持っている菌だけが生き残り、耐性がない菌が撃退されます。抗生物質が主成分の同じ薬を何度も服用すると、耐性を持つ菌が増えます。安易に抗生物質を服用すれば、善玉菌が減少し悪玉菌が増加をして、体内の常在菌のバランスが崩れて健康被害を起こします。
クラミジア予防の為に、抗生物質の薬を何度も服用していると、クラミジア菌が抗生物質の耐性を持ってしまい、薬の効果が効かなくなります。
健康被害を起こすので、クラミジア感染症の予防の為に、安易に抗生物質の薬は服用できません。
なぜクラミジアは予防できないの?
自覚症状が出にくいクラミジ感染症
クラミジア感染症の潜伏期間は、クラミジアに感染してから約1週間から3週間あります。クラミジア感染症は、自覚症状がほとんど無い感染症で、感染に気付く前に、体内でクラミジアの病原細菌が増殖します。自覚症状が出にくいので、クラミジアに感染した自覚がないまま性交渉を行い、クラミジア感染を拡散してしまいます。
クラミジア感染症は、自覚症状がなくても、クラミジアに感染した心当たりがあれば、男性なら泌尿器、女性なら婦人科で検査を受けた方がいいでしょう。クラミジア抗原検査は、感染から2〜3日ほどで検査が可能になります。
クラミジア感染症の自覚症状
自覚症状が出にくいクラミジア感染症にも、自覚症状は有ります。
女性がクラミジアに感染したら、おりものが増えたり、下腹部に軽い痛みを感じたり、排尿時に痛みを感じたり、月経以外に不正出血をするなどの症状がでます。
男性は、排尿時に痛みやかゆみを感じ、水っぽい膿が出ます。また、排尿の回数が増え、残尿感や違和感を感じます。睾丸が腫れる事もあります。
クラミジア感染性の自覚症状がでたら、クラミジア感染症の拡散を予防するために、早めに検査をして治療しましょう。
クラミジア感染症の拡散
クラミジアは、性交渉での感染症の中で感染率が高く、クラミジアに感染して
いる人と性交渉をすると、1回の性交渉での感染が50%もあります。オーラルセックスをした場合、性器以外の口や喉に感染する場合もあります。
自覚症状が出にくいクラミジア感染症は、女性の80〜90%、男性の50〜60%の人がクラミジアに感染している事に気がつかず、知らない間にクラミジア感染症を拡散しています。
特に、若い世代、中でも10代の女性にクラミジア感染症が拡散しています。クラミジア感染症は、男性よりも女性の方が感染の確率が高く、女子高生の感染率が10%を超えています。10代の人と性交渉を持った人は、一度クラミジア感染症の検査を受けましょう。
クラミジア感染症は、感染していても自覚症状が出ない人が多いので、クラミジアの感染に気付かずに、パートナーを感染させてしまいクラミジア感染を拡散する恐ろしい感染症です。
クラミジアを予防する方法は?
クラミジアの有効な予防方法
クラミジア感染症は、大衆浴場やプールなどでは感染しません。クラミジアに感染している人との性交渉時の粘膜や分泌物の接触で感染します。性交渉で感染するクラミジアの感染者には、男性が25〜29歳、女性が20〜24歳に感染者が多く、性交渉が活発な世代に多いのが特徴です。
性交渉で感染するクラミジア感染の予防は、コンドームが有効です。抗生物質が主成分の薬では、クラミジアの感染の予防にはなりません。
性交渉を全くしない事が、クラミジア感染の確実な予防になりますが、性交渉を全くしないのは現実的ではありません。現実的なクラミジア感染の予防は、コンドームを正しく付けて、性交渉の時にパートナーの粘膜や分泌物に直接触れない事です。
クラミジアは、性器から性器以外にも、性器から口腔、口腔から性器、口腔から口腔の粘膜や分泌物の接触で感染します。様々な性交渉に対応するコンドームがあるので、パート-ナーの粘膜や分泌物に接触する様々な性交渉に対応するコンドームを正しく使用しましょう。正しくコンドームを使用した性交渉で、パートナーのクラミジア感染症が予防できます。
パートナーが複数いる人は、2ヶ月に1度はクラミジア感染症の検査をして、感染の拡散を予防しましょう。
生理中の性交渉は、血液から感染する可能性が高まるので、生理中は性交渉を控えましょう。寝具を清潔に保つ、傷口から感染しやすいので、伸びた爪が性器を傷つけないよう爪を伸ばさないなどもクラミジア感染の予防になります。
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